松本英恵のセンスオブカラー

All About カラーコーディネートガイド 松本英恵

2018年の色をまとめてご紹介!

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 

2018年のテーマカラー

毎年恒例、今年の色をテーマに、4つの記事を執筆しました。ファッションやインテリアに、新しい色、縁起のよい色を取り入れたいとお考えの方は、ぜひご参考に。

allabout.co.jp

2018年春夏トレンドカラー

ウェブアンケート「2018年春夏トレンドカラー、あなたはどの色がお好き?」を実施中。20秒程度でご回答いただけますので、ぜひ、ご協力をお願いいたします。

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お仕事のご依頼

執筆・監修・研修・イベント・企画・カラーコンサルティングなど、お仕事のご依頼は、下記のいずれかの方法でお願いいたします。

  1. All Aboutのお問い合わせフォーム
    AllAbout広報が対応いたします。株式会社オールアバウトが仲介手数料をいただくことはございません。
  2. 松本英恵のカラーコンサルティング(公式サイト)
    松本英恵宛にEメール(info[at]hanae-labo.com)をお送りください。24時間以内に返信いたします。

  3. 松本英恵(Facebookpage)
    お急ぎの方は、松本英恵のFacebookpageのメッセンジャーをご活用ください。

 

 

 

2017秋冬トレンドカラー、人気色・売れる色は?

人気色アンケートで「ネイビー」がトップに

ウェブアンケートを活用して、色に関する調査を行っています。

いつもご協力いただき、ありがとうございます。

2017年秋冬トレンドカラーに関するアンケートの集計結果をもとに、下記の記事を執筆しました。

allabout.co.jp

記事のタイトルが示すとおり、人気ランキング第1位は「ネイビー」でした。

人気色=売れる色と考えてしまいがちですが、そうでもないのです。

今シーズン、ネイビーをカラーバリエーションに加えた商品は多く、消費者にとってもネイビーは新鮮に映ります。しかし、おしゃれ上手に見えるかどうかは、コーディネート次第です。

記事では、色相配色を応用して、6つのコーディネート例を紹介しましたので、ご覧いただけたら幸いです。

カラーコーディネートは、その他にも方法があります。

パーソナルカラーもひとつの方法ですし、英国風、スクールガール風、レトロロマンティック、70年代風……というように、トレンドのスタイルからアプローチする方法もあります。

隠れ人気トレンドカラー「グレー」


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グレーは人気色ランキングで上位に入ることは滅多にありませんが、実は売れる色です。主張しない色だからこそ、使える色です。

今シーズンはレッド、ピンク、パープルなど、鮮やかな色が新鮮に映ります。ネイビーだけでなく、キャメル、ブラウンやベージュも人気があります。

今シーズンのトレンドカラーに黒を合わせてもおかしくはないのですが、コントラストが強すぎるとお感じになるかもしれません。そんなときは、グレーをコーディネートしてみてください。ニュアンスのあるコーディネートを楽しめるでしょう。

※写真は、今月ヘビロテしそうなローゲージのサマーセーターです。防寒対策が必要な地域でなければ、ウール混のサマーセーターはシーズン長くお召しになれます。

2018年のトレンドカラーは?

2018年春夏のトレンドカラーについてアンケートを行っています。20秒程度でご回答いただけますので、ご協力いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

creativesurvey.com

 

 

2017年の色「グリーナリー」を求めて:映画『モアナと伝説の海』

マスコミ向け試写会で、ディズニーのアニメーション映画最新作『モアナと伝説の海』(3月10日公開)を鑑賞させていただきました。

 

ディズニー,映画,

ディズニー映画『モアナと伝説の海』

2017年の色「グリーナリー」とは?

トレンドカラー情報を発信する、米国パントン社は、カラーリサーチの対象として、特に子ども向けの映画を重視しています。本作も、2017年の色「グリーナリー」の表現が重要な役割を担っていました。

 

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ポリネシアの歴史から着想を得た物語

物語の舞台は、神秘的な伝説が息づく南の島と、生命の源である海。ポリネシアの人々は、広大な海を渡り、オセアニアの島々を発見し、盛んに移住や交流を行っていました。しかし、すぐれた航海術を持っていたにも関わらず、今から三千年前、 彼らは突然、海を渡ることをやめてしまいました。そして、今から二千年前、千年の空白を経て、ポリネシアの人々は再び航海に出かけるようになりました。

本作の監督、ジョン・マスカーとロン・クレメンツは、太平洋諸島の歴史の謎にイマジネーションをかき立てられ、16歳の少女モアナの物語をつくりあげました。

気高さを示す、赤とオレンジ

まず、モアナの衣装に注目してみましょう。伝統的なタパ布のトップに、パンダナスのスカート。タパとは、樹皮からつくられた不織布のこと。私たち日本人には、月の中に餅つきをするウサギの姿が見えますが、ポリネシアの人々は、棒で叩いて延ばしタパ布をつくる様子を見るそうです。トップの色は、気高さを示す赤やオレンジを基調にしたプリント柄。貝殻や真珠などの装身具も身につけています。

パンダナスの布も樹皮が原料ですが、細く裂いたものを編んで布に仕上げます。パンダナスの布は丈夫なので、敷物やカヌーの帆にも使われました。

海も登場人物のひとり!?

CGで表現された海は、本作の見どころのひとつ。天候や時の移ろいとともに変化する海の美しさも見事ですが、感情を持ち、モアナに意思を伝える登場人物のような役割も担っています。

物語の鍵を握るテ・フィティ

海がモアナにテ・フィティの心を託したことをきかっけに、モアナの冒険が始まります。心を取り戻したテ・フィティは、生き生きとした「グリーナリー」で彩られます。生命の力、生きる喜びに満ちたテ・フィティは、再び海を渡るようになったポリネシアの人々の心を表していようにも感じられました。

 

www.disney.co.jp

最近、書いた映画のコラムもご覧ください。

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神話の女神カラーチェック!(HOYA)

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コラムや取材記事の執筆、カラー診断などコンテンツの監修、研修講師、コンサルティングなどのお仕事を承っております。
ご依頼は、info[at]hanae-labo.comまで。

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