“アイコーデ”をご提案する「カラー&スタイル診断」
パーソナルカラーとは?
その人に似合う色をアドバイスする「パーソナルカラー」。オールアバウトの連載でも、パーソナルカラー診断の記事は、根強い人気があります。
パーソナルカラーは色だけと思われがちですが、色と素材、イメージ、デザイン、スタイル……は、本来、切り離すことができないもの。色を入り口に、素材、デザイン、ヘアメイク、インテリアなど、さまざまな分野へと応用できるのが、パーソナルカラーの強みです。
ワタシ色診断
2013年、化粧品ブランド、カバーマークのウェブサイトにて、「ワタシ色診断」の監修をさせていただきました。
カバーマークは、皮下を流れる血流の色影響(スキンアンダートーン)に着目し、独自の<ジャスミーカラー>理論に基づき、ファンデーションのカラーバリエーションを展開しています。
カバーマークの店頭では、ファンデーションを使ったカラー診断を行っています。2つの異なるスキンアンダートーン(ブルーベースとイエローベース)のうち、ご自分がどちらのタイプなのかをご確認いただけるようになっています。
「ワタシ色診断」では、ブルーベースとイエローベースをそれぞれ2つのタイプに分類し、それぞれのタイプに似合う色をご紹介しました。ご自分のスキンアンダートーンに合ったファンデーションを使うと、似合う色がより一層引き立ちます。
ヒトミナビ(HITOMI NAVI)
先月、監修させていただいた、日本アルコンが提供するスマートフォンアプリ「ヒトミナビ」にて、「カラー&スタイル診断」が公開されました。
日本アルコンは、「エアオプティクスブライト(2週間タイプ)」「フレッシュルックデイリーズ イルミネート(ワンデータイプ)」など、カラーコンタクトレンズ/サークルレンズの4つのブランドを展開しています。
コンタクトレンズは、眼科医の処方が必要なので、ご購入いただく前に、実際にコンタクトレンズを装着していただきます。しかし、カラーバリエーションが充実するにつれて、色選びに迷われる方が多いようです。
スマホアプリ「ヒトミナビ」には、顔認証技術が搭載されており、カラーコンタクトレンズ/サークルレンズの装着イメージを、高い精度でシミュレーションすることができます。「ヒトミナビ」の新機能として、「カラー&スタイル診断」が追加されました。
質問に答えていただくと、診断結果として、ファッションやヘアメイクのアドバイスとおすすめのカラーコンタクトレンズが表示されます。イラストを制作する際に、レンズと相性のよい肌色を選びましたので、実は、パーソナルカラーにも対応しています。
“アイコーデ”とは?レンズカラーと肌色の相性
一般的に、ブラウン系のレンズが肌馴染みがよいとされますが、特に、ブルーベース(サマータイプ、ウィンタータイプ)の方は、ブラウン系よりも、ヘーゼル系のレンズの方が、肌色と調和することもあります。
ただ、ブラウン系もヘーゼル系もカラーバリエーションが多いので、個々の製品のレンズカラーと肌色との相性を、より細やかに見極めるようにしています。
コスメティック感覚で取り入れる、コンタクトレンズ
例年、夏休みになると、カラーコンタクトレンズ/サークルレンズのユーザーが増えるそうです。学生時代に使い始め、使い慣れてしまうと、手放せなくなってしまう方も少なくないため、カラーコンタクトレンズ/サークルレンズのユーザーは、30代にも広がってきています。
「カラー&スタイル診断」のイラストも、女子大生風、女子アナ風、丸の内OL風……というように、異なるタイプを制作しました。
おかげさまで、カラーコンタクトレンズ/サークルレンズについて、いろいろと勉強させていただきました。アイメイクの目的のひとつは、黒目を大きく見せること。カラーコンタクトレンズを使うと、アイメイクとの相乗効果で、黒目をより魅力的に見せることができます。コスメティック感覚で、取り入れてみてはいかがでしょうか。